A. トレールストップ注文とは、株価をトレール(追従)し、その株価の更新に合わせてストップ価格(逆指値)を修正していく注文方法のことです。 買い注文は下落方向、売り注文は上昇方向の市場価格のトレンドに追従し、追従する株価と設定したトレール幅/トレール割合に基づいて、ストップ価格が自動的に修正されます。株価が追従方向と反対に動きストップ価格に到達すると、成行注文または指値注文が発注されます。
保有銘柄の株価が上昇トレンドの場合、できるだけ高値で売りたいが売りチャンスを逃したくない時、反対に、買付予定の銘柄の株価が下落トレンドである場合、できるだけ安値で買いたいものの買いチャンスを逃したくない時、活用できる注文方法です。
【補足説明】 ※ストップ価格:注文が発注されるトリガーとなる価格のことです。ストップ価格タイプを現在値で設定した場合、現在値がストップ価格に到達すると、注文が発注されます。
※トレール幅/トレール割合:追従する銘柄の市場価格とストップ価格の値幅(金額または%)のことで、任意に設定することができます。
※指定スプレッド:トレールストップ(指値)の場合に設定します。株価がストップ価格に到達した後、発注される指値価格を決めるための値です。買付であれば【指値価格=ストップ価格+指定スプレッド】、売付であれば【指値価格=ストップ価格ー指定スプレッド】、となります。 |